ロディーナ松尾のコンテスターをいっぱいつくりたい!!

めがねのレンズから通して、感じた事をおじさん視点で書いてます!!

美容師の立場の役割の違い 3年目以上のスタイリスト編

こんにちはロディーナの松尾です。

さて前回は2年目未満のスタイリスト編でしたが、今回は3年目以上のスタイリスト編です^_^
 
2年目未満のスタイリストは出来るだけ自分に集中しましょう、そして自分の得意分野を作りましょうと書かせてもらいました。
 
3年目以上のスタイリストはその得意分野で掴んだお客様と同時に次のステップを考える時期になると思います。
 
もちろん数字の壁にぶつかり中々数字が伸びずに悩んでいる方もいますが、悩むことは悪い事ではありませんが焦って闇雲に色々な事に手を出しすぎはより迷いを生み、数字もブレーキに
拍車をかける恐れがあります。
 
お店の規模にもよりますが指名100〜150人ぐらいまでは得意分野を鍛え続けた方が良いと思います。
結局お客様ぐ飽きたのでは無くて自分が飽きてしまう事で得意分野の真髄まで行かないで次から次と新しい分野に手を出すと本当に全てが中途半端になっちゃいますよ^_^
今の自分のしている事を信じないとダメです。
 
それからやはり3年目以上のスタイリストは
ここで初めて第一の決断をした方が良いと思います。それは自分の未来設計です!
 
幹部になりたいとか、お店を出したいとか、スタイリストとして沢山のお客様をやりたいとか
などなどです。
 
お店に残って管理職になりたいとかもありますよね。僕は実はこの選択でした!
 
早いかもしれませんが、もしかしたら途中で変わるかもしれませんがまずこの時期に一回自分の将来を考える事に損はありません。
 
あえてクリエイティブの事は書いていません、それは将来設計と言うよりは美容師の通る道だと思っているので。また違うと思います^_^
ただしコンテストや撮影してなどはどんな将来設計にも経験は必要になりますよ。
 
よく店長をしていた頃、若いスタイリストの相談事にいつかは地元に帰った美容室を出したい
というお話をよくされました。
 
僕はいつも絶対に聞く事は、地元に帰ってお店を出したいのになぜこっちに来たの?
そうですよね、だって折角上京して一生懸命トレーニングしてスタイリストになって、またまた一生懸命トレーニングして沢山のお客様を得て、最後は地元に帰るんだったら、地元の有名店などでこの上記のプロセスを積んだ方が良いですよね?もちろん都会しか勉強できない事があるのなら仕方ないですが、今の時代どこでも一緒のように感じますし、地方だけど都内より
頑張ってる美容師さんは万といますから^_^
 
それからこう伝えます、もし帰るのなら、いつ買えるのかを決めて逆算して将来設計を考えないといけないと!
僕はどんな将来設計でも出来れば店長を経験した方が良いと思っています。
何故なら人を動かす力と、まとめる力と、引っ張っていく力と、ある程度のお店の数字の管理を学べるからです。
もちろん全てでは無いですし、オーナーさんはもっと大変です。でも知らないよりは知って損する事はありません。
 
なのでもし相談してきたスタイリストが25歳だとします、そして33歳でお店を出したいとします。
そしたら今の年齢から33歳までを逆算してもらいます。8年ですよね!
その間に自分の数字を作って、スタッフを育てて副店長になって店長になって、お店の売り上げを伸ばし、お店のスタッフを育てて、出来れば次の店長候補を作って、帰郷して、お金を借りて店を出す!
 
このプロセスを8年で達成する為に今自分が何をしないといけないか。
8年ってそう考えると短いですよね!
だからなんと無く過ごしていたら直ぐに年数だけが過ぎて将来設計が崩れていきます!
 
もちろん先ほども書きましたが将来設計が変わるのも良い事だと思います。でもより向上した
夢に変わるんだったらいいですよね^_^
 
自分の将来設計を考えると良い時期にしてもらいたいです、そしてそのための逆算をして今自分が何をしなければいけないかをノートに書いたりしたら、結構焦りますが(笑)楽しいですよ!
 
次のステップまではこの時期はぶれずに得意分野をより伸ばして、お客様を喜んでもらいましょう!
そして自分の将来設計を一回じっくり考えてみましょう。見つめ直すチャンスですよこの時期は。
 
後この時期に入るとアシスタントを教育をしていきましょう。
教育を通して自分の技術の見直しにもなりますから^_^
 
次回は幹部編になります。
今回も読んで頂きありがとうございました。
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