革新的教育方法なんかない！

こんにちはロディーナの松尾です。

最近僕が良く聞く話なんですが、美容師だけじゃなくて他業種でも新卒3年以内の離職率がかなり高いとお客様から良く言われるんです！

 

 

確かに調べてみると、こんなに高いんだって

驚かされます。

 

2015年10月調べの新卒3年以内の離職率の表です。

【新規学卒者の卒業後３年以内離職率】

○ 大学　　 32.3％　前年比0.1ポイント減 

○ 短大等　41.5％　同0.3ポイント増 

○ 高校　 　40.0％　同0.4ポイント増 

○ 中学　　 65.3％　同0.5ポイント増 

(厚生労働省調べ)

短大等に専門学校なども入ります！

 

びっくりですよね！

もしかしたらこの世代の人には普通な事なのかな(^^;;

 

ちなみに業種別でと

 

宿泊業・飲食サービス業 53.2％

生活関連サービス業・娯楽業 48.2％

教育・学習支援業 47.6％

サービス業（他に分類されないもの） 39.1％

小売業 38.5％

(厚生労働省調べ)

 

やっぱりサービス業種は離職率が高いんですね！

 

では何故こんなに離職率が高いんでしょうか、

今の時代、ブラック企業など雑誌に叩かれて、

減ってきた現状はあります。まだまだですが！

 

それにES(従業員満足度)などと言った、従業員を大切にしようと言う動きもかなり出てきています^_^

一時期はCS(顧客満足度)がかなり注目していましたが、流行りで終わらなければと願うばかりです。

 

こういった企業努力も新卒生には届いていないのでしょうか？

 

時代のせいなのでしょうか？

僕達の親世代は、日本も高度成長でバブル前に就職して、多くの企業が終身雇用が神話的に広がっていて、誰もリスクを持ってまで転職など考えない時代でした。

 

その世代の子供たち(僕もですが)は良い大学にはいり、企業に入れば将来安泰だと言われて、塾などに行かされたものです(^^;;

 

その後90年代にはいりバブルが崩壊して、そんな所ではなくなりましたが！

1970〜80年生まれの人は失われた10年

ロストジェネレーションと言うそうです！

 

日本の成長が陰りが出た事により、離職率ものです高くなったのでしょうか？

本当なら仕事がないから無理にでもしがみつくんじゃないのでしょうか？

 

長々と前振りを書いてしまいましたが、

結局の所僕は色々な策を練っても、革新的な教育方法を考えてもそんな事で新卒の子たちが辞めなくなるとは思いません。

 

もちろん従業員のために色々企業が離職率を下げるために努力、工夫は大切だと思いますが、

結局システム、カリキュラム日本任せっきりなら絶対日本離職率は下がりません！

 

何故なら新卒生はみんな個性が違うからです、

もちろんルールは大切です、大人としてのルールも大切です、しかし本当に離職率を下げたいのなら、今の時代はある一定の大まかなカリキュラムと一人一人に合わせた、オーダーメイド教育も大切になってきていると思います。

 

時間も労力もかかるやり方ですが、離職率を下げて、新卒生に楽しんで仕事して貰うためには

遠回りではないと思います。

 

もう右向け右では誰もついてきませんし

ES(従業員満足度)カリキュラムで縛り付ける時代でもないです、

 

結局昔も今も直属の先輩次第だし、上司次第ですよね！

 

革新的な教育方法なんて絶対にないです。

教育とは人を育てるんだから！

 

みんな個性が違うし伸び方も違いますから。

決して甘やかせば辞めないとは違います。

一人一人を見極める教育者の目が大切になってきています。

 

少しでも毎日辞める事を考えるんじゃなく、仕事に行くのが楽しいとは思える新卒生になってもらいましょう^_^

 

本日も読んでいただきありがとうございました。